お彼岸とは?意味は?おはぎやお供えについて

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前回は 彼岸っていつ?期間や時期は?おすすめの季節の食べ物など についてご紹介しました。

一年に何回もある祝日の中で、別名が同じものがあります。

春分の日と秋分の日。

両方とも「お彼岸」とも呼ばれているのです。

暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉をよく耳にしませんか?

今回は、お彼岸とおはぎやお供えものの関係について調べてみました。

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お彼岸とは?

言葉の意味としては、西にある、極楽浄土という考え方です。

これは、生活の中で祈りの文化が育っていたからでしょう。

数字だけでは表すことのできない感覚ですね。

地球は、自転しながら太陽の周りを一年かけて回るわけですが、南極と北極を結ぶ地軸はかたむいていますよね。

それで夏と冬があるわけです。

一年に2回あるお彼岸の日は、丁度、真東から太陽が昇り、真西に沈む日でもあります。

その天空の動きを、きちんと分かっていたのでしょう。

彼岸こそ、祈りが届くと考えていたわけですね。

一年を24に分けて名前をつけ、気候の変化に対応してきた祖先は、実はとても進んだ知恵も持っていたと思いませんか?

特に春の彼岸の頃は、長い冬が終わり、その年の豊作を祈る。

秋の彼岸は、夏を越えて収穫に臨む。

大切な節目だったのです。

牡丹餅と御萩(ぼたもちとおはぎ)

春と秋にある2回のお彼岸に供えられるのが、ぼたもちおはぎです。

漢字であらわすと、春の牡丹の花と秋の萩の花になぞらえているのがわかりますね。

ではこの二つは全く同じ物かというと、少し違うのです。

両方とも素材はもち米と小豆ですね。では、なにが違うのでしょう。

小豆の旬

小豆の旬は、9月の終わりから、2月位までとされています。

現在と違って、昔は保存の技術は発達していませんでした。

9月に収穫したての小豆は、柔らかく、皮も一緒に食べるつぶあん。

旬を過ぎて乾いた小豆は、皮を裏ごししたこしあんになったのです。

ですから、

  • 春のぼた餅はこしあん
  • 秋のおはぎはつぶあん

で作られてきたのですね。

おはぎは、少し細長くなっているのも、萩の花に近くつくられているからだとも言われています。

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お彼岸のお供え

丁度、お彼岸の頃は『秋の七草』の頃でもあります。

  • 萩 (はぎ)
  • 尾花 (おばな・・すすきのことです)
  • くず
  • 撫子 (なでしこ)
  • 女郎花 (おみなえし)
  • 藤袴 (ふじばかま)
  • 桔梗 (ききょう)

これらは、じつは薬でもあったのです。

夏の疲れをいやし体調を整える役割だったのですね。

その中の萩。

厄除けに良いとされてきていた小豆

ご先祖様へのお供えとしてふさわしい物だったのでしょう。

お彼岸には、他にお花も供えますし、お仏壇の掃除やお墓の掃除も大切にされてきました。

ご先祖に守られているという感謝の表現ですね。

彼岸と此岸(ひがんとしがん)

彼岸が西の彼方の極楽と考えられてきたのに対し、現世は此岸(しがん)と呼ばれています。

昔の人は、現世で良い行いをしないと、彼岸には行けないと言われていたようですね。

伝言ゲームを思い出します。

風習というのは、書物によって伝えられてきたものもあります。

けれども、昔は口伝えで、親やお年寄りから学ぶことの方が多かったことでしょう。

伝言ゲームでは、わずかの間に伝わる言葉が変わってしまいますよね。

けれども、風習は長く伝えられてきました。

そうやって伝えられてきたものが本物なのかなと思いませんか?

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