高機能義手を開発するメルティンMMI株式会社があなたの最高のパートナーになる

あなたの最高のパートナーになるかもしれないモノを作る会社があります。

その会社とは、メルティンMMI株式会社

そして、メルティンMMIが作っているのが、義手です。

義手だと聞いて、「私には関係ないかなぁ」と思った人も多いでしょう。

私もそうでした。

しかし、メルティンMMIが目指す将来像を聞いてもそう考えていられるでしょうか。

メルティンMMI…?

先ほど少し触れましたが、まずはメルティンMMIをご紹介したいと思います。

同社は筋電義手と筋電技術の開発、販売をしている会社です。

設立は2013年。

電気通信大学で横井浩史教授が筋電義手の研究を行い、その研究材料を伊藤寿美夫社長が設計して研究室に納品するという関係だった二人。

「このレベルまで人の手の構造に近い筋電義手は、他にはない。この研究の成果を社会に還元したい」と想い立ち、設立したのが同社です。

その後、ソフトウェア制御に詳しい粕谷昌宏さんや、ロボットアームのハード技術に強い關達也さんなどが加わり開発が加速しました。

翌2014年には経済産業省が主催するデジタルコンテンツEXPO「feacthures2014」から招待を受け、出展しています。

さらに昨年の2016年には、三菱東京UFJ銀行の「Rise Up Festa」にて優秀賞と審査員特別賞の二冠を受賞

このように義手に関するものを開発・販売する会社が同社なのです。

 

一般的な義手…

一般的な義手といえば、一言でいうと機械的といえると思います。

義手自体を見てみてると、壊れにくくするために硬い素材が使用されているので、太くて厚い義手となり、重くて扱いづらいという感じです。

動きの面を見てみると、動く指を同時に曲げるか伸ばすかの動作しかできません。

また、その強弱もつけられないことから、人や動物などに触れる際には細心の注意が必要になります。

さらに、手首を手動で調整しなければならないため、慣れるのに相当な時間が必要なものとなっています。

このように、動作のサポート的存在だった一般的な義手は、扱いづらいものだったのです。

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メルティンMMIの義手…

それに対しメルティンMMIの義手は、しなやかです。

同社の義手は、すごく滑らかな動きができるようになっているため、まるで人の手のように滑らかで、しなやかな多彩な動きができるようになっています。

また、触れるものによって圧力を調節してくれるので、人や動物を安心して触れることができます。

さらに、人間と同じ構造の義手なので、安全性も柔軟性もあり、軽くなっています。

このように同社の義手は、装着者が思ったかように動くのです。

 

それを可能にさせるモノ

従来の義手では、思ったことと同じような動作をすることが難しかった。

それを可能にしたメルティンMMI。

では、どのようにして可能にしたのでしょう。

そこには、生体信号処理技術とワイヤー干渉駆動技術がありました。

すごく感じるんです

その一つが生体信号処理技術です。

人は例えば腕を曲げる時、脳から腕を曲げるための電気信号が出されます。

その信号が腕の筋肉に伝わり、腕が曲がります。

そこで、腕などどこかの時点でその電気信号を機械で計測して、分析することでどこを動かそうとしていたかがわかります。

これが生体信号処理技術です。

従来の筋電計測技術では、電気信号が流れたかどうかの計測しかできていなかったのです。

それに対し、同社の計測技術は、筋肉が収縮するときに発生する微弱な電気信号をより詳細に計測・分析できるようになっています。

これにより、直感的に指が動かせるようになるわけです。

可動域が違うのだよ、可動域が。

そして、もう一つがワイヤー干渉駆動技術です。

ワイヤー干渉駆動技術とは、ロボットアームに多くの関節を組み込む場合に使用される技術です。

関節を多く使用したい場合、すぐに思い付くのは関節ごとにモーターを組み込むことです。

しかし、それでは機械自体が大きくなり・重くなりすぎます。

そこで、モーターを一つにして、各関節はワイヤーを使って動かすようにしました。

さらに、モーター近くの関節を引っ張る力を極力減らすため、関節同士が互いに連携して動くようにしたのです。

これがワイヤー干渉駆動技術なのです。

従来の義手では、数本の指が同じ動きを同時に行い、その可動域も少ないものでした。

これにより、繊細さ、さらに自由度の高い可動域を手に入れ、実際の人のように滑らかで力強い指使いができるようになったのです。

この生体信号処理技術とワイヤー干渉駆動技術により、サポート的な存在だった筋電義手を同社は装着者の思ったことと同じような動きができる義手を作ったのです。

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世界と戦うのです

この義手でメルティンMMIは、世界大会に挑みました。

その世界大会とは、サイバスロン。

サイボーグオリンピックとも呼ばれる大会です。

サイバスロンとは、最先端の技術を利用して作られた補装具を装備した障害者が競い合う国際的スポーツ大会です。

競技は、電動義足レース、電動車椅子レース、電気で筋肉を刺激して自転車をこぐレース、脳波を利用してコンピュータ内のキャラクターを操作して行うレースなどがありました。

ここで同社が出場したのは義手を使ったレースです。

電球を換えたり、洗濯物を干したり、物を乗せたトレーを持ちスロープを上り下りしたりなど日常生活に密着した課題をいかに早く正確にこなすことができるかのレースです。

このレースで同社は8位に入賞しました。

大会時、設立3年というベンチャー企業でありながらも高い技術力を持っていることを証明したのです。

 

その見据える先は…

そんなメルティンMMIの今後の展開は、製品化です。

義手の他、同社の強みの一つである生体信号処理技術の要となる筋電計測装置などを販売して、2017年6月期に5000万円の売上高を目指しています。

また、その販売先は医療関係のみならず、フィットネスヘルスケア分野も視野に入れているそうです。

フィットネス分野では筋肉疲労度というデータが、ヘルスケアの場合は心電を正しく測れるというのがメリットになると思われます。

更なる展望として「健常者の『3本目の腕』として利用することも考えている」と伊藤社長は話します。

例えば、工場で自分の手で部品を組み立てつつ、義手の三本目の手で次に必要な部品をとったり、ピアニストが演奏しながら楽譜をめくったりなど効率の向上が考えられます。

簡単にいうと、猫の手も借りたい時の猫の手になるのです。

今はわからない他の思わぬ使い方もあるかもしれません。

同社が目指す最終目標は、機械が人間に合わせる世界です。

同社の名前の由来となった「melt in」…人と機械との区分が限りなくなくなった世界が来るのはそう遠くない日なのかもしれませんね。

 

この記事を読んで

メルティンMMIの義手が、あんなに動くとは思ってもみませんでした。

そのために人間の手の構造に近い骨格、生体信号処理技術、ワイヤー干渉駆動技術などがあり、これらがなければ滑らかな動きができません。

指が動くというのは非常に重要な要素だそうです。

以前ですが、指を自分で動かすことができない友人が言っていました。

「指を自分の意思で動かせるかどうかで、大きな違いがある」と。

その意図は指が動く場合は動かない場合とは雲泥の差で、自分でできることが増える点にあります。

それほど障害者の人にとって指が動くかどうかは重要なことなのです。

それを可能にした同社の功績は大きいです。

ここに来るまで長年の研究と相当の苦労があったはずです。

その研究と苦労に光が差す日もそう遠くない未来だと思います。

もう少しです、がんばってください。

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