情熱大陸「テキスタイルデザイナー・森本 喜久男(もりもと きくお)」4/9放送まとめ TBS

2017年4月9日放送のTBS情熱大陸は、テキスタイルデザイナー・森本 喜久男(もりもと きくお)さんに密着

 

余命宣告を受けながらもカンボジアの織物技術を再興させた元・友禅職人

 

皆さんは「テキスタイルデザイナー」という言葉を聞いた事がありますか?

テキスタイルデザイナーというのは簡単に言うと、たとえばシルクなど様々な生地の折り方や染め方、また色や柄をデザインする人の事で、「テキスタイル」とは「生地」を意味します。

 

今ちょうど「シルク」という言葉が出たのですが、東南アジアのカンボジアで作られているシルク生地はその伝統的な織物技術と高い芸術性が合わさって「世界最高級」と言われているんです。

 

そのカンボジアのシェムリアップという街の郊外に「伝統の森」と呼ばれる織物の村があります。

そこでは現在約23ヘクタールの村に老若男女70人が暮らしているんですが、この村を作ったのがテキスタイルデザイナーとして活躍する森本喜久男(もりもと きくお)さんです。

 

森本さんは京都に生まれました。

20代の頃から地元の京都で友禅職人として働いていました。

 

友禅・・・布に模様を染める技法のひとつで、日本で最も代表的な染色法

 

しかし、30代の頃その仕事に行き詰まりを感じたころのこと、東南アジアの難民キャンプ等でボランティア活動を経験

 

その時に偶然、カンボジアで伝統工芸品である「クメールシルク」に出会いました。

長年の内戦の影響からクメールシルクを織る技術が途絶えかけている事を知った森本さんは、その技術を何とか復活させたい一心で現地へ移住。

 

それまで荒地だったこの地を開拓し、冒頭で打った「伝統の森」と呼ばれる織物の村を作ったという、驚くべきガッツ溢れる人なんです。

 

そんな森本さんのプロフィールと経歴をご紹介すると・・・

 

森本さんのプロフィールと経歴

 

1948年(昭和23年)京都府出身の58歳です。

 

1971年(昭和46年)21歳の時に京都で手描き友禅の工房に弟子入りし、1974年(昭和49年)にレイデザイン研究所テキスタイルデザイン科を卒業したのち翌年に独立し、手描き友禅工房「森本染芸」を主宰しました。

 

しかし、仕事に対して行き詰まりを感じた頃、東南アジアの農村や難民キャンプ等でボランティアを体験します。

1980年(昭和55年)に初めてタイに渡り、バンコクの博物館でカンボジアの伝統的な絹織物「クメールシルク」に出会いました。

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それからは主にタイでの活動が増え、ラオス難民キャンプの織物学校のボランティアとして活躍したり(この時にタイの手織物とも出会っています。)、農村での手織物プロジェクトの設立に関わりました。

草木染めの調査や指導を続け、1988年(昭和63年)にはバンコクに草木染シルクの店「バイマイ(「木の葉」という意味)」を開店しました。

 

自らが持っている草木染めの知識をさらに深める為の研究も兼ねての事だったとは思いますが、外国に自分のお店をオープンさせるというのはやはりよほどの情熱がないとできない事ですよね。

 

1996年(平成8年)には、カンボジア・プノンペン郊外の「タクマオ」という街に「IKTT クメール伝統織物研究所」を設立し、2003年(平成15年)にはカンボジアのシェムリアップという街の郊外に織物の街「伝統の森」を作りました。

 

ここでは養蚕を始め、染め・織りまでの一連の作業を村の人達の手作業でできるように改善を加えました。

それまで内戦によって途絶えかけていた「世界最高級」と言われるクメールシルク、しいてはカンボジアの絹織物文化を再興することに成功します。

「カンボジア絹織物界の救世主」に等しい存在です。

また、近年では2004年(平成16年)に世界中の新規及び進行中の独創的かつ革新的なプロジェクトを実行している個人」に贈られる「第11回ロレックス賞」を受賞

 

その後2014年(平成26年)に筑波大学創造的復興プロジェクト室主催の「創造的復興:視点構築論」において講義を担当し、平成26年度外務大臣表彰を受けたほか、カンボジア商務省が主催するセミナーで「カンボジアにおけるシルクの歴史」について講演されました。

 

2015年(平成27年)と今年2017年(平成29年)には自著

  • 「カンボジアに村をつくった日本人 世界から注目される自然環境再生プロジェクト」(白水社)
  • 「自由に生きていいんだよ お金にしばられずに生きる“奇跡の村”へようこそ」

を出版するなど著書も多数です。

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病魔に侵されながらも”自らの集大成“と位置づけ挑む、年に1度の「蚕祭り」とは

 

「世界最高級」と言われるほどの織物技術がありながら内戦によってその技術が途絶えかけていることを知り、織物の村「伝統の森」を作って伝統の立て直しに成功した森本さん。

 

その功績はカンボジア国内のみならず国外からも「奇跡」と称賛されていますが、そんな彼に試練が…

 

何と2011年(平成23年)に膀胱ガンと診断され「余命5年」との宣告を受けたばかりか、今年がその5年目に当たるそうです。

 

そして「伝統の森」ではこれから、森本さん自身が「死ぬ事で美しい糸を生み出す蚕(かいこ)を供養したい」という思いから始め、年に1度行われる「蚕祭り」の時期です。

この祭りではその年の布作りの成果が発表され、村の繁栄を祈るんだそうです。

 

この村に「世界最高級」と言われる織物の技術が受け継がれていくことを願い、”ある行動”に出たそうです。

 

果たしてその行動とは一体!?

 

 

おっとっと、危ない!

またいつもの事(?)ですが、森本さんのご紹介はここまでです。

この続きは今週日曜日に放送される情熱大陸をじっくりとご覧になって下さい。

 

年に1度の「蚕祭り」が一体どんなお祭りなのか、そして森本さんのある意味”自らの命を懸けた行動”が一体どんなものなのか、皆さんとても気になりますよね。

 

森本さんの”命懸けの行動“を見逃さないように、当日はその雄姿をとことん目に焼き付けましょう!

 

皆さん、絶対にお見逃しなく!

 

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