情熱大陸「霊長類学者・松田 一希」12月11日放送・TBS

12月11日放送の情熱大陸は、11年にわたりテングザルの生態を研究する

霊長類学者・松田  一希さんに密着。

 

マレーシアのボルネオ島にのみ生息し名前こそ広く知られているものの、その生態の多くが謎に包まれている野生のテングザル。

その野生のテングザルを11年もの間研究し続けている霊長類学者がいます。

 

彼の名は松田 一希さん、38歳です。

 

テングザルの基本的な生態から従来の常識を覆すような発見までその研究成果は多岐に渡ります。

まずは松田さんについて簡潔な経歴を紹介します。

 

松田 一希さんについて

 

1978年(昭和53年)静岡県に生まれ、昆虫やドジョウあるいはカニなどを採取する事に明け暮れるという少年時代を送りました。

 

静岡県のどの辺りの出身かは不明ですが、静岡県は県全体が海や山あるいは川など数多くの自然に恵まれているので、昆虫やカニなどを採るにはまさにもってこいだったのではと思います。

 

同志社大学に進学し、進学後は生き物とは無縁の工学部に在籍しながらセラミックスを研究していました。

しかし、偶然他の研究室のクモザル調査に同行した際に動植物の謎めいた生態に魅了され、「あまり研究されていない」という理由からテングザルを研究する事を決意しました。

 

のちに北海道大学大学院地球環境学科の博士課程に進学後、テングザル研究の道を歩き始めました。

 

そして現在は中部大学創発学術院准教授 (京都大学野生動物研究センター特任准教授も兼任)を務めています。

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テングザルの生態と形態について

生息場所

 

マングローブ林・湿地林・あるいは河辺林などに住み、1頭のオスとメスからなる小さい群れを作って木の上で生活しています。

 

しかし群れ同士の結びつきは非常に弱く、オス・メス共にあちこちの群れを行き来します。

 

食物

 

食物は植物性で主にマングローブの若葉などを食べますが、果実も食べる事があります。

 

特技

 

手の指と足の指の間に水かきがある為泳ぎが上手く、驚くと木の上から水面に飛び込みます。

 

反芻(はんすう)行動

 

霊長類の中で唯一、反芻行動(一度飲み込んだ食物を口の中に戻し、嚙み直して再び飲み込む事)をします。

 

繁殖の仕方

 

胎生であり、妊娠期間は166日です。

また1回につき1頭の子供を産み、授乳期間は約7か月です。

 

体長と体重

 

体長 オス 73~76cm、メス 61~64cmです。

体重 オス 約21kg、 メス約10kgです。

 

外見

 

オス・メス共に胴体は赤褐色、四肢や尾は淡い灰色。

鼻は長く、腹部は前面に大きくせり出しています。

 

備考

 

テングザル最大の特徴とも言えるその鼻は長く伸び、大人のオスの鼻は特に大型で長いほか、1日の約8割の時間を休息に費やします

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松田さんの調査スタイルと、今チャレンジ中の”新たな実験”とは

 

また松田さんはそれまで主流な調査法だったボート上からの調査ではなく「自らの足で現地ボルネオ島の川や森の中へ入り、より近くで個体を識別し長時間観察する」というスタイルを徹底させています。

この事から「フィールド調査の鬼」と呼ばれています。

 

そんな松田さんは今、”新たな実験”にチャレンジしています。

それはおそらく誰もがテングザルに対して抱いている素朴な疑問なのではないかと思われる”テングザルの鼻はなぜこんなにも大きいのか”という謎を解き明かすという事です。

 

もし、この実験が成功すればもはや”画期的”という言葉では片づけられないでしょう。

ひょっとすると良い意味でこれまでの生物学における様々な研究概念が根底からひっくり返るという可能性も大いにあり得るので、ぜひ成功させてほしいと思います。

 

 

まとめ

 

冒頭でも記述したように、今やマレーシアのボルネオ島にしか生息していないという野生のテングザルを11年の長きにわたり研究し続けている松田 一希さん。

 

12月11日の情熱大陸では、そんな松田さんに密着取材を敢行します。

その知られざる調査生活や、先に述べた”新たな実験”にももちろん完全密着。

 

果たして“テングザルの鼻はなぜこんなにも大きいのか”という謎を解明する事は出来るのか、今からとても楽しみです!

 

若き研究者の壮大な実験および挑戦の成功に大いに期待を寄せながら、放送日を待ちたいと思います!

 

 

松田 一希さん プロフィール

 

1978年(昭和53年)静岡県出身。

 

同志社大学に進学し、進学後は工学部に在籍。

セラミックスを研究する。

 

現在は中部大学創発学術院准教授(京都大学野生動物研究センター特任准教授も兼任)を務めている。

 

果物のドリアンが好物の38歳。

 

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